No Web Service No Life

メルカリUS/UK版のPM。ブロダクトマネジメント・インターネットについて

UXについて勉強してみた

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最近のWebサービスってやたらUX、UXっていっているけど、UXってなんなんだろう?
そう思っている人って多い気が個人的にはしています。何なんだろう?って思っていなくても、うまく説明できないとか。

意味は広いし、これといった正解もないのかもしれませんが、もう少しちゃんと掴みたくて、本を読んでみました。


2005年発行と古めの本ですが、納得感のあった箇所を引用します。(完全引用ではないです)
一言でいうと、徹底したユーザ中心設計かと。

UXとは?

プロダクトが何をするかではなく、プロダクトがどう使われるか考える

ユーザ行動を考慮する → 何を期待するのかを考える、理解する。

自分本位ではなく、ユーザがどう感じるか?を中心とした考え方です。

良くない体験をした顧客は戻ってこない。たとえ改善しても来ない。

初回体験、最初の一回が本当に大事です。

UX = 効率の改善。分解すると、間違いが少なく、早くできる。

両方共、わかりやすいというのが前提に来ます。

UXを形成する要素は、コンテンツとテクノロジー。

顧客が価値があると思ってくれるコンテンツがあることが前提。ただ、良いコンテンツも届け方によっては届かないし、ユーザも取得しにくい。その届け方は、テクノロジーによって解決できる部分が多い。

最近のUXの意味合いはプロダクト単体よりも広い

少し古いからか、昨今いわれているUXよりも狭い範囲、どちらかというとデザイン・UI寄りの話に感じました。

使われ方にもよりますが、最近のUXって、プロダクト単体というよりも、より広いで使われているイメージです。

クラウドソーシングで100万件のデータ分類を依頼して、翌朝起きたら終わっていた、とか。プロダクトのわかり易さとか、依頼するUIの操作性も大事ですが、「大量の作業が寝ている間に完了していた」という体験の価値が評価されてきています。

UXをデザインするにあたって、いくつかフレームワークがあるので、そのあたりも勉強してまとめます。


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