Twitter以上ブログ未満の『Medium』や『note』が流行りそう
ブログやSNSなど、個人が発信できるプラットフォームは、今や多くの人が利用しています。
主に文章で個人の思考を発信するこの領域に、新たなプレイヤーが現れてきています。
note
今月の頭に、ピースオブケイクさんからnoteがリリースされました。
noteは、文章、写真、イラスト、音楽、映像などの作品を投稿して、クリエイターとユーザーをつなぐことができる、まったく新しいタイプのウェブサービスです。つくった作品(ノート)は、通常のブログやSNSなどと同様に無料で公開することができます。そして、ユーザー間で売買することも可能です。
piece of cake » 個人向けの新メディアプラットフォーム note(ノート)を 2014年4月7日(月)に正式リリースいたします!
個人が作ったコンテンツを売買できるっていうのがすごいいいなぁと思いました。
最近、僕の周りでも書いている人が増えてきて、僕もアカウントを持っているのですが、じわじわフォロワーが増えてきました。
アクティブユーザが増えてきている感覚です。
Medium
2012年に産声をあげたMediumは、この領域の本命馬かもしれません。
BloggerとTwitterの生みの親Evan Williams氏がファウンダーなので、「Twitter以上ブログ未満」の説得力が非常に強いです。
Mediumという名も、SNSへの投稿よりは長いけど、ブログほどではない、というところから来ています。
Mediumは、記事が人目につきやすい設計になっており、サインアップ直後から読者がいるような状態になります。
ブログの難しさの一つに、最初は誰も読んでくれないというのがありますが、Mediumはここを仕組みでカバーしようとしています。
また、UIが洗練されており、多くのWebサービスがインスパイアされています。
noteもそのうちの一つだと思いますし、NAVERまとめやCompathy、STORY.JPにもそのテイストをみることができます。
実際、Mediumとnoteの入力画面は非常に似ています。
note
Medium
特に僕が気に入っている入力UIが、以下の2つです。
- テキストをドラッグすることでフォントや色を変更できる
- 文章のどこにでもコメントを入れられる
記事の閲覧性を上げる以外にも、いくつか特徴的な機能があります。
共同編集
ドラフトの共有ができ、他のユーザに記事を添削してもらったり、追記してもらったりすることが可能です。
読了時間が付与される
記事の内容によって、読了時間が自動的に付与されます。
最近、僕の周りでもMediumで記録している人がぽつぽつ現れ始めました。
まだPCにしか対応していないので、スマホに対応し、日本語UIも提供されると、今後一気に普及が進むかもしれません。
引き続きこの領域に注目していきたいと思います。