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No Web Service No Life

クラウドソーシングサービス「ランサーズ」のプロデューサーです。Webサービスや構成要素(UIや技術)について書いています。

【シェアリングエコノミー最前線レポート】InstacartとDoorDashにみるオンデマンドデリバリーの現状と今後の展開

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2015/9/18〜25にかけて、プライベートでサンフランシスコ・シリコンバレーにいってきました。
目的は、最新のインターネットビジネス動向をキャッチアップ、現地でしか使えないサービスを使う、サービス開発体制・方法について学ぶです。

何回かに分けて、実際に使ってみたサービスや聞いた話をレポートします。初回はシェアリングエコノミー、オンデマンドデリバリーサービスです。

成長するシェアリングエコノミー

モノやスキル、空き時間や空きスペースなどを、マーケットプレイスを通してマッチングすることで価値を生み出すシェアリングエコノミー。
インターネットビジネスの最先端であるサンフランシスコ・シリコンバレーエリアでは、日本にはまだないサービスが提供されていたり、日本にあるサービスでも、日本より普及していたりします。

今回は、オンデマンドデリバリーにカテゴライズされるサービスを実際に利用し、中の人にヒアリングしてきた内容をご紹介します。
(宅配者と直接マッチングするわけではない(ピアトゥーピアでない)ので、オンデマンドデリバリーがシェアリングエコノミーかという話もあるかと思いますが、注文者に対して、購入代行者が時間や移動といったリソースを提供している点から、シェアリングエコノミーと分類します。)

オンデマンドデリバリーサービスとは

オンデマンドデリバリーサービスは、一言でいえば宅配サービスです。従来のデリバリーサービスと違う点は、スマホアプリですぐに頼める、宅配状況がリアルタイムで把握できる、宅配をしていない店の商品も注文できる等の点です。

買い手は、お店にいかなければ買えなかった商品をスマホで手軽に変えるようになります。店舗は、宅配人員やバイクなど宅配に必要なリソースを保有することなく販路を拡大できます。

アメリカのフードデリバリー市場は7兆円ともいわれており、オンデマンドデリバリーは、この市場のシェア取り・拡大を狙っているサービスといえます。

アメリカでは多くのオンデマンドデリバリーサービスが提供されていますが、代表的なInstacartと、今勢いがあるDoorDashをご紹介します。

Instacart(インスタカート)

アメリカで最も成功を約束された会社

Instacartは、2012年創業のサンフランシスコを拠点とする企業です。最新の時価総額は約20億ドル。アメリカで最も成功が約束されている企業(元記事)といわれています。

サービスフロー

登場人物は、注文者、購入者(shopperと呼ばれている)、配達者、 スーパーマーケットの4者です。

  • 注文者は、アプリを使って、スーパーマーケット・商品を選択する
  • 購入者は、スーパーマーケットで注文された商品を購入する
  • 配達者は、購入された商品を購入者からピックアップし、注文者に届ける
  • 注文者は、商品を受け取った後、今回の取引の評価する(これがSMSでできて便利。シェアリングエコノミーにおいて評価の蓄積は重要)

注文画面
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注文確定時に、売り切れの場合の代替手段の選択機能も用意されている
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SMSでの簡単な評価
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効率化のために購入者と配達者が分けられていますが、同じ人が担当することも可能なようです。分けることで、車やバイクを保有していない人も購入者として働くことを可能にしています。(ワーカー確保の重要性については後述します)

購入者は、基本的には割り当てられたスーパーマーケットに待機して、注文が入ると商品をピックアップします。担当のスーパーマーケットを固定することで、どこに何があるかを覚えるので、注文から配達までのリードタイムを削減することが可能です。

ワーカの報酬体系

購入者の報酬としては、1取引当たりの固定報酬、商品数に応じた変動報酬、注文者からのチップが基本的な報酬となります。
時給保証があり、3つの報酬を合わせても1時間あたり20ドルに到達しない場合、不足分をInstacartが補填してくれる仕組みになっています。
注文がたくさん入り効率よく働けばたくさん稼げますし、注文が少なかったとしても、最低賃金が保証されているので、ワーカは安定した報酬を得ることが可能になっています。

無事受け取り。牛乳は別のものが購入されていました。
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DoorDash(ドアダッシュ)

DoorDashは、2013年創業のパロアルトを拠点とする企業です。パロアルトにあるスタンフォード大学の学生らが立ち上げた若い会社で、Y combinatorの卒業生でもあります。
最新の時価総額は約6億ドル。フォーブスの「次世代の10億ドル規模のスタートアップ企業」にも選ばれています。

サービスフロー

登場人物は、注文者、レストラン、配達者(Doordasherと呼ばれる)の3者です。

  • 注文者は、アプリを使ってレストランとメニューを選択する
  • レストランは、注文を受け取って調理を開始する
  • 配達者は、レストランに向かって料理を受け取り、注文者に配達する

スーパーマーケットで買える商品と違い、料理はできるまでの時間がかかる点や、できてからの劣化が早い(冷めるなど)があるため、マッチングはより複雑になります。
DoorDashは、この点を独自のアルゴリズムで解決しており、この点が投資家から評価を受けているようです。

注文画面。レストラン毎に待ち時間が分かる
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ソースなど細かい選択も可能
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配達料は1ドル。チップも注文時に選択
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ステータスがリアルタイムに把握できる。配達者に電話することも可能
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冷めてなくおいしくいただけました。
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オンデマンドデリバリーの重要構成要素

InstacartもDoorDashも、基本的なサービス構成要素は、注文者(ユーザ)、購入代行者、店舗(Instarcartであればスーパー、DoorDashであればレストラン)と、これらのマッチング、購入や配達といったオペレーションです。

各要素の改善によって、以下のようなユーザ体験の向上が見込めます。

  • 購入可能な店舗の数が増える → ユーザの選択肢が増える
  • 購入代行者数の増加とオペレーションの効率化 → 注文してから手に入るまでの時間が短縮する

購入代行者の確保

どのサービスも積極的に購入代行者の募集をしています。
購入代行者の一番の関心ごとは報酬なので、各社、報酬を前面に出した募集を自社HPやアプリ内でかけています。

私のところに配達に来てくれたInstacartのShopperが、DoorDashの方が時給25ドルだから移ろうか検討しているといっていたので、兼用や乗り換えも起きていそうです。
特に、DoorDashと同じレストランデリバリーのPostmatesは、同じ25ドル訴求とガチンコ勝負の様子。

Instacart
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DoorDash
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Postmates
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購入可能店舗の確保・連携

多くの店舗から選択でき、その店舗の商品・メニューは何でも頼めるという状態は、この手のサービスにおいて強い優位性になります。
DoorDashがタコベルと提携した、セブンイレブンと提携したなどがニュースになるくらい注目されています。

特に、InstacartとWholeFoodsの提携の深さ(やり切り度合い)は素晴らしいです。ここまで連携すればWholeFoodsにもかなりの売り上げ増メリットがあると見込めます。提携のお手本のよう。
店内にShopper専用のレジがあったり、ピックアップ用のボックスが置いてあります。
Whole FoodsはInstacartの最初の公式パートナーになっています)

店内の至る所で、Instacartの訴求がなされてました。
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大手でも、スタートアップのプロダクトが良ければ普通に提携するところが素晴らしい姿勢だなと思いました。

マッチングとオペレーション設計

InstacartもDoorDashも、早く正確に配達するために、マッチングアルゴリズムと購入代行者専用のアプリをかなり磨いています。
高度なアルゴリズムをもとにアプリが指示を出し、購入代行者は指示に従って動いている形です。このアプリは、誰がどの店で何を買うべきか指示を出し、注文者の家までの行き方を示し、注文者とコミュニケーションが取れるようになっています。

先にも書きましたが、DoorDashは、注文者とレストラン、レストランと配達者をマッチングするアルゴリズムが優れいている点が高く評価されています。

アプリ以外にも、Instacartにおいては購入者と配達者を分けたり、購入者を同じスーパーに固定配置することで購入時間を削減したりと、役割分担やオペレーション設計にも随所に工夫がみられます。


この他にも、都市のカバレッジも重要な要素で、「○○がシカゴでサービス提供を開始した」などもニュースになっています。

Instacart vs Doordash (vs Uber?)

現時点では、Instacartはスーパーマーケットの日用品や生鮮食品、Doordashはレストランの完成した食事という棲み分けがされていますが、DoordashがInstacartの領域にまで踏み込んできています。というのも、2015年9月より、一部地域でセブンイレブンの商品配達をテスト的に開始しているのです。

実際、DoorDash創業者のXunさんは、「我々はフードデリバリー企業ではなく物流企業である。」とインタビューで答えています。今後、セブンイレブンだけでなくスーパーマーケットでの日用品、生鮮食品の配達も始めるかもしれませんし、物流といっているので、食べ物以外や他社の配達網になるなども考えられます。

同じシェアリングエコノミーの代表格Uberも、ドライバーにモノを運んでもらうことを検討しているといわれています。(たまにやっているアイスキャンペーンはフードデリバリーの検証といわれています)


DoorDash以外にも、PostmatesやGoogle Expressなど、多くのフードデリバリーサービスがあるベイエリア。今後も事業拡大や普及状況に注目していきたいと思います。
もう少し詳しく聞きたいなどありましたらぜひご連絡ください!

次回は、UberやLyftなどのライドシェアサービスについて書きます。

React.js meetup #2に参加してきました

会社としてのFacebookが大好きです。(サービスも好きです)
好きな理由の一つが、技術コミュニティに貢献している点。
既存の技術を使うだけでなく、使いにくいところを改良して、それらをオープンソースとして公開している姿勢が大好きです。

今回は、そんなFacebookが産み出した技術の一つである、React.jsの勉強会に参加してきました。
React.jsは、FacebookInstagramはもちろんのこと、Aribnbなどでも利用されている、JavaScriptのUIライブラリです。
Facebookメッセンジャーの単体Webアプリは、すべてReact.jsのコンポーネントで作られているようです。eventdots.jp


会場は今話題のdots

会場はインテリジェンスさんが運営するdots。
綺麗、広いと聞いていましたが、想像以上でした。
エンジニア向けのイベントであれば無料で利用できるという太っ腹っぷりがすごい。

イベント前の様子。
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勉強会開始前の様子。かなりの人数が収容可能で大型の勉強会もできそうです。
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eventdots.jp

登壇者が豪華。最先端の話が聞けました。

勉強会は、4つのセッションとLTから構成されていました。
React.jsのコントリビュータである@koba04さんや、Facebook LondonからViktor Kelemenさんが来日されていたりと、第一線で活躍されている方から最先端の事例や実装を伺うことができました。
フロントの動き、使い勝手がサービスの差別化要素として重要になってきている一方で、自分はフロントがあまり書けないので、引き続き勉強を続けていかなければと気付かさせる勉強会でした。

発表の詳細は資料をご参照ください。
Viktorさんの資料はアップされていませんでしたが、JS向けの静的型チェッカであるFlowのお話でした。同じくFacebookが産み出したHackの思想が組み込まれていて、実際のソースと共に特徴を説明してくださり、とてもわかりやすかったです。

Facebook LondonのViktorさん。
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v0.14の話。
メインはstateless Components。0.15はすぐ出るだろうが、機能追加というよりは、GCやパフォーマンスチューニングがメインになるだろうとのことです。



シリコンバレー訪問準備編 〜航空券手配、調査、アポ取り、英語学習〜

シルバーウィークに、サンフランシスコ・シリコンバレーを訪問することにしました。
有給を取得していく完全プライベート旅行です。
今後行く方への情報提供、自分用の記録として、準備や現地で経験したことをまとめていきます。

シリコンバレー訪問の目的

目的はシンプルに、テック系企業の訪問です。
仕事がインターネットサービスの運営なので、最先端であるシリコンバレーやサンフランシスコの企業を訪問し、新しいサービストレンドや、開発方法、要素技術などを学んでこようと思っています。
また、インターネットは国境が関係ないので、将来の活動も考えて、シリコンバレーに人的ネットワークを広げたいというのもあります。

航空券手配

航空券は、いつものようにSkyscannerで価格アラートを設定し、自分が買ってもいいという値段のアラートが来たときに購入しました。
ここでのポイントは、もっと安くならないかな?と待ち続けないことです。
待っていると、出発日が近くなり、逆に値上がりしたりします。
予算を決め、この価格なら買うという意思決定が重要です。
今回は、アシアナ航空で韓国乗り換えでいくことにしました。www.skyscanner.jp

調査方法

基本はインターネットですが、そもそもの検索対象を見つけるためにも、まずは全体像を把握するためにガイドブックを購入し流し読みしました。
地球の歩き方にサンフランシスコ版があり、こちらにシリコンバレーも掲載されています。

B04 地球の歩き方 サンフランシスコ 2014~2015

B04 地球の歩き方 サンフランシスコ 2014~2015


ガイドブック内で興味のあるトピックについて、インターネットで更に詳細を調べるといった調査方法です。

シリコンバレー企業のアポの取り方

目的であるテック系企業の訪問ですが、事前のアポ取りが重要です。
急にいって入れることは、日本同様ありません。
アポを取る際、2ヶ月前であれば、大抵OKがもらえるので、早めに取ることをお勧めします。

知人を訪ねる

幸い、シリコンバレーの企業に勤めている知人が数名いましたので、まずは彼らにアポイントメントを取りました。

紹介してもらう

どうしても行きたい企業に知り合いがいない場合、知り合いに紹介してもらうのがいいでしょう。
現地で働いている友人や、過去にシリコンバレーにいた友人などに行きたい企業を伝え、大抵の企業は紹介してもらえました。
中には、日本に来ているその会社の人を、日本で紹介してもらってつながったということもありました。

訪問予定企業

訪問予定の企業リストです。この他にも、機会があれば現地で訪問先を増やそうと思っています。

サンフランシスコ企業

シリコンバレー企業

コミュニケーションの準備

英語が話せないとコミュニケーションが取れないので、英語の勉強を2ヶ月前くらいから始めました。
ゼロからではなく、元々コミュニケーションは取れるので、忘れていた・話せなくなっていたのを取り戻すという感覚です。
Huluで海外ドラマを観て、毎朝英語ニュースを聞いてヒアリングを、外国人と積極的に交流してスピーキングの練習をしていました。
基本的な単語から勉強される場合、私が学生の時に利用していた下記をお勧めします。

英単語FORMULA 1700 (東進ブックス)

英単語FORMULA 1700 (東進ブックス)


また、アメリカのビジネスシーンでは、LinkedInが主流と聞くので、LinkedInのアカウントを持っていない方は開設し、持っていてもプロフィールを記載していない方は、充実させておくのをおすすめします。
ビジネスで知り合った人に、Facebookの申請をすると変に思われるそうです(聞いた話です)


今後は、実際に滞在して感じたことや、訪問した企業について記述していきます!

アウトプットを伴う行動を取ればインプットの量と質とスピードは格段に向上する

アウトプットを伴う行動が良質なインプットをもたらす

何かのトピックに興味を持ったとき、Webで調べたり本を読んだりしてインプットをすることが多いと思います。
私の場合は、そのトピックについて具体的な行動を取ることで、インプットの量・質・スピードを向上させるというアプローチを取ることが多いので、ご紹介させていただきます。

Webでの調査や読書も行動なのですが、ここでいう行動とは、一人で知識を蓄えるだけでなく、人を巻き込みアウトプットをするという意味で使っています。

例えば、私はよく下記のアプローチを取ります。
(私が興味をもつトピックは、最終的にはインターネットビジネスに結びつけたいというものが多いので、少しバイアスがかかっています)

イベントを主催する

飲み会でも勉強会でもいいのですが、とりあえず興味あるトピックに関するイベントを主催します。
ポイントは、一人で開催するのではなく、誰かしら共催者を巻き込んで、二人以上で始めることです。
お互いの知り合いで、そのトピックに関心がありあそうな人に声をかえます。
すると、声をかけた人も更に周りに声をかけてくれ、イベント当日には、そのトピックに興味があり、自分が知り合いでない人が集まります。

さらに、ある程度関心がある人が集まると、そのトピックで有名な人にも、声をかけやすくなります。
既に集客ができていると、Twitterやお問い合わせフォームから、
「今度こういったトピックでイベントをやります、○名集まる予定なので、よろしければ情報交換させていただけないでしょうか?」
と送ったときに、反応してくれる確率がぐっと高まります。

このようなイベントでは、自分の調査では得られなかったであろう(もしくは得られたとしても時間を要したであろう)情報に生で触れることができます。
イベント後もFacebookなどでつながっておくと、後から追加で情報交換ができたりもします。

サービスのプロトタイプを作成・公開する

私の場合は、最終的にはインターネットビジネスにしたいということが多いので、動くものをさくっと作ってしまって仮説検証を行います。
がっつりサービスを作るのではなく、Wordpressでサイトを立ち上げて、アクセス数を検証してみるなど軽いものです。

この時のポイントは、作っていることを周りの人に話すことです。
すると、「その分野ならこういった人知っているよ」など紹介を受けられることが発生します。
プロトタイプなしに話しているだけでも紹介してもらえるかもしれませんが、目に見えて動くモノがあり、実際に行動している事実が、紹介の本気度や質を向上してくれます。

つくっている最中は、そのトピックにアンテナが立っているので、普段インプットしている雑誌や新聞中の記事も目につくようになります。
普段であれば読み飛ばしてしまうような情報も目に留まるようになるんです。


○○がしたいけどあまり知らないからまずは調べてみようと思ったら、具体的な行動を起こすことで、インプットの量・質・スピードは格段に上がります。
お試しください。

経営者本のおすすめとそれらに共通して書かれていること

経営者本を読む目的

最近、上司からの勧めで、経営者の方が書かれた本を中心に読書をしています。
目的は以下の二つです。

  • 目線を上げる

経営者の方は、会社・社会・日本・世界といったスケールで物事を考えられているので、今の自分より高い位置の思考に触れることで、目線を上げるきっかけにする。

  • エッセンスを抽出して仕事に生かす

色々な経営者の本に共通して書かれていることを抽出し、汎用性の高い思考として捉えることで、自らの仕事に生かす。

読んだ経営者本と印象に残った記述

この他にも色々読んでいるのですが、いくつかピックアップしてご紹介します。

成功はゴミ箱の中に

成功はゴミ箱の中に レイ・クロック自伝―世界一、億万長者を生んだ男 マクドナルド創業者 (PRESIDENT BOOKS)

成功はゴミ箱の中に レイ・クロック自伝―世界一、億万長者を生んだ男 マクドナルド創業者 (PRESIDENT BOOKS)

やり遂げろーこの世界で継続ほど価値のあるものはない。才能は違うー才能があっても失敗している人はたくさんいる。天才も違うー恵まれなかった天才はことわざになるほどこの世にいる。教育も違うー世界には教育を受けた落伍者があふれている。信念と継続だけが全能である。

社会人になって年月が経つほど、能力よりも、情熱ややり遂げる意思などマインド面の方が大事だと痛感しています。能力が必要ないわけではなく、マインドがあってこそ能力が生きてくると思っています。
自分も、今取り組んでいること一つ一つをしっかりやり遂げたいと思います。

経営学

小倉昌男 経営学

小倉昌男 経営学

サービスが先、利益は後

○○が第一という経営者は多いですが、第二を明確にすることが少ないので、あるトレードオフの要素を二つとも追ってしまい、結果、両方とも満たせないということがよくあると書かれており、納得しました。
小倉社長は、若い頃に出向していた運送会社で事故が多発しているのを解決するために「安全第一、営業第二」というスローガンを掲げ、事故を減らした経験があるとも書かれています。
第二を明確にすることで、社員は迷わず第一の要素を優先できます。

生き方

生き方―人間として一番大切なこと

生き方―人間として一番大切なこと

物事をなすには、自ら燃えることができる「自燃性」の人間でなくてはなりません。私は、このことを「自ら燃える」と表現しています。

何か新しいことをしたり、リードする立場になったりする際に、外的要因によってモチベーションを左右されるのではなく、自ら燃え続けることが大切と書かれています。
新しいことには逆風がつきものなので、その際に、周りによってモチベーションが左右されるようではやり遂げられません。
自燃性以外にも、周りの熱量の伝搬を受けて燃える「可燃性」と、決して燃えない「不燃性」のタイプの人間もいて、不燃性は周囲にも伝搬するので、排除すべきと書かれています。

シンプルに考える

シンプルに考える

シンプルに考える

会社や上司にモチベーションを上げてもらわなければならない人は、プロとして失格だと思うのです。
自ら学ぼう、自ら行動しようという気持ちのない人が、責任ある仕事をできるはずがありませんし、ましてや新しいものを生み出すことなどできません。会社とは、やる気のある人たちが集まって、ときにはぶつかり合いながらも「いいもの」を世に送り出すのが本来の姿だと思うのです。

稲盛社長の自燃性と似た話です。徹底的にユーザ、プロダクトにフォーカスしているLINEの文化が体現された考えです。

経営者本に共通して書かれていること

これまで読んだ経営者本には、様々な思考や哲学が書かれていましたが、以下の3つは、表現は違えど、大体どの本にも書かれていました。
自分はまだまだどれも不足しているので、意識的に高めていきたいと思います。

  • 情熱が大切
  • 目の前の仕事に全力で取り組む
  • 仕事は人と人。信頼や人間性が大切


何かおすすめの経営者本があったら教えてください。

追記

その他にも読んだ本を備忘録的に記録しておきます。

HARD THINGS

シリコンバレーのVCであるアンドリーセンホロウィッツのベン・ホロウィッツの書籍。
彼が社長を勤めていたラウドクラウドの立ち上げ、成長、売却から、みずからの起業経験を踏まえた起業家へのメッセージがまとめられています。

HARD THINGS

HARD THINGS

ALLIANCE

LinkedIn創業者リードホフマンらによる新しい企業と個人の関係性を書いた著書。

ALLIANCE アライアンス―――人と企業が信頼で結ばれる新しい雇用

ALLIANCE アライアンス―――人と企業が信頼で結ばれる新しい雇用

ザ・ラストマン

振り切る勇気

振り切る勇気 メガネを変えるJINSの挑戦

振り切る勇気 メガネを変えるJINSの挑戦

「ペコッター+スマート予約」は「食べログで探して電話」を置き換える

会食のお店手配は大変

人とご飯を食べたり、飲み会をすることが好きで、場を設定する機会が結構あります。

その度に、以下のような課題を感じていました。

  • エリアだけ決まっていて、何が食べたいのか(自分も参加者も)明確でない
  • エリアもジャンルも決まっていても、いい店がわからない
  • 電話予約が面倒

お店探しは色々なメディアを見てみるものの、結局グルメな知人に教えてもらったりしていました。


予約の電話は特に面倒で、色々な予約サービスがありますし、リクルートがドイツの予約サービスQuandooを買収したことからも、予約の課題解決やWeb化のニーズが高いことがうかがえます。


そんな中、飲食店検索+予約を一気に効率化してくれる、ペコッターとスマート予約を最近知り、便利すぎてヘビーユーズしています。

各エリアのグルメ達が即レスをくれるペコッター

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ペコッターは、チャットベースのスマホアプリで、グルメ版アンサーのようなサービスです。
エリアを指定して、希望ジャンルや目的等をチャットに投稿すると、そのエリアに詳しいユーザが、オススメの店を次々にレスしてくれます。

素晴らしい点は、

  • そのエリアに詳しい人からの投稿なので、精度が高い
  • とにかくレスが早い

の2点です。

投稿して10分以内に8件のレスがあり、2件のお店を紹介してもらえました。
お店の紹介だけなく、雰囲気やオススメポイントも教えてくれ、コミュニテイ要素があるのも、人の温もりを感じられます。

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わざわざ電話しなくても予約が完了するスマート予約

これまで飲食店の予約は、食べログで見て電話、という流れが一般的でした。
職場だと電話しずらいので離席して電話しにいったり、保留にされて待たされたりして、不便だなと感じていました。

スマート予約は、登録されているお店の空き状況がわかり、当日直前でも予約をすることが可能です。
お店への電話は代行してくれるので、Webで全て完結します。
本当に直前まで予約が可能ですし、予約依頼をしてから完了までが早いのでとても便利です。

お店を探して希望時間を選択、人数や要望を入力して予約完了。わずか2タップです。

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予約以外にも、お店を探してくれる機能もあり、こちらも非常に早くて便利です。

 

ペコッターとスマート予約のおかげで、自分の席にいながらも、スピーディにお店が探せて予約までできるようになりました。

今後、ペコッターは予約までカバーするでしょうし、スマート予約もお店紹介を強化してくると思われます。

オススメなのでぜひ使ってみてはいかがでしょうか。

 

シェアリングエコノミーの本命 家事代行サービスが便利すぎる

AirbnbやUberといったサービスの盛り上がりと共に、「シェアリングエコノミー」という言葉が存在感を増してきています。
テック系Webメディアだけでなく、ビジネス系Webメディアや、普通に書店に並んでいるような雑誌でも、特集されるようにまでになってきています。
Airbnb、Uber、Lyftが変えた世界:シェアリング・エコノミーの時代 « WIRED.jp

Airbnbは、確かに画期的で、実際に利用してみてその便利さは体感しています。しかし、旅行や宿泊は、日常生活でそこまで頻発する事象ではありません。
シェアリングエコノミーの威力は、もっと定常的に発生する事象を、気軽にシェアすることで発揮されると思っています。

そこで、日常に発生する家事をシェアできる家事代行サービスを利用してみました。

CtoC家事シェアサービスAny+times

家事シェアリングサービスAny+timesは、日本で唯一のCtoC家事代行サービスです。
BearsCasyといった家事代行サービスもありますが、これらは、運営元に雇用されてるスタッフが派遣される形なので、完全な個人マッチングとは異なります。

仕事を依頼する

仕事を投稿して、ワーカー(Any+timesではサポーターと呼ばれる)から応募を待つ方法と、サポーターを検索して直接依頼する方法の2通りの依頼方法があります。
今回は、仕事を投稿して応募を待ってみることにしました。

依頼できる仕事は、掃除や家具の組み立て、荷物運びなど多岐に渡ります。
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今回はハウスクリーニングを依頼。依頼ジャンル毎に投稿フォームの内容が変わるので、どのような情報を伝達すれば良いのかが分かりやすいです。
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応募がくる

投稿して1時間程で、2件の応募がありました。
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応募画面は、サポーターの簡単なプロフィールと金額等の提案内容が参照できるようになっています。CtoCに欠かせない、実績数や評価も参照できます。
また、認定サポーターという制度があり、ジャンル毎に、優良なサポーターを運営元が認定していて、認定サポーターの場合は、認定を表すバッチが表示されています。

サポーターとのメッセージのやり取りも、この画面で完結するので便利です。

サポーターを選んで仕事してもらう

条件面がマッチした方を選択し、メッセージで住所など必要情報と、実際の作業開始時間を連絡。後は仕事の完了報告を待つだけです。

作業当日は外出していたので、シェアメイトに対応してもらったのですが、帰宅してから、その完璧な清掃状態に驚きました。
数千円で、メッセージを数回やり取りしただけで、このクオリティを享受できるのは素晴らしい体験です。
あまりにも便利なので、次は、料理の作り置きを依頼してみました。

サポーターを検索してみると、掃除や料理が得意・好きという方が多く、各々が得意分野・スキルを提供する場は良いなと思いました。
私は料理や掃除は嫌いではないですが、得意ではないです。得意な方にお願いして、自分は自分の得意なことをしたり、他の人にその得意分野で貢献したりできれば、より生活が豊かになる気がします。

単純な家事代行ではなく、各自ができること・スキルをシェアして、各人が得意なことによりリソースを割く、というシェアリングエコノミーの価値を生み出していると思います。

更に進んでいる海外の家事シェアリングサービス

Any+timesの海外版TaskRabbit

Any+timesの海外版としては、TaskRabbitがあります。
TaskRabbitはマッチングアルゴリズムが進んでいます。
従来は、Any+timesのように、依頼して応募を待つ方式でしたが、2014/7月から、ワーカーの情報と依頼の情報から、最適なワーカーをレコメンドする方式に変更になりました。
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依頼時に希望日時を選択しており、レコメンドされるワーカーはその日時が空いている人のみなので、ミスマッチが発生しません。

また、レコメンドされるワーカーは、経験豊富だけど高単価な人、ある程度実績ある人、登録直後の人だけど安い人の3パターンが提示されるので、依頼者のニーズとよりマッチさせることを可能にしています。(とにかく安くしたい、多少高くてもいいから安心できる人がいい、など依頼者の要望はまちまちであるため)

買い物代行のInstacart

生鮮食品に特化した買い物代行クラウドソーシングInstacartでは、スーパーとそこで売っている商品データとも連動しているので、依頼時に具体的な商品を選択でき、支払い金額まで確定することできます。


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通常の買い物代行だと、牛乳や卵を頼んだとしても、希望のメーカーの商品があるか、値段はいくらかなどは、スーパーに代行者が行ってみないとわからないので、この仕組みは非常に便利だと思います。

オーダーが入ると、Shopperと呼ばれるワーカーに通知がいき、オーダーリストに従って買い物、依頼主のところまで届ける仕組みになっています。


料理や掃除といった、日常生活により近い事象がシェアされることで、シェアリングエコノミーサービスは更に普及し、その恩恵を享受する人が増えていくと思います。


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